日本人馬頭琴奏者
昨日は二組の馬頭琴の演奏を聞きました。どちらも日本人です。実はこれは結構珍しいことで、この世界にいて日本人の馬頭琴弾きに会うことはそんなにありません。やはりモンゴル人の方が演奏する人は多いですから。一組目は演奏を聞きに行ったのですが、二組目はモンゴル料理屋で偶然出くわし、沢山お話をさせて頂きました。 関東に転職してきて10年、ほとんど野良馬のように過ごしてきましたが、こういう刺激も良いものです。もっと頑張らねば、という気持ちになります。
嫌な天気
桜が咲いたと思ったら急に寒くなり、その後はずっと雨。今の所お昼の練習中はそんなに深刻な天気ではないのですが、これが風が強くなってくると困ります。ガード下も横殴りの雨ですと避けることも出来ず、簡易テントでも買いたい気分になります。

チューリップ
外で練習することの楽しみの一つは、四季の移り変わりを感じられることですね。堤防沿いの練習場所は桜の名所ですが、第二の練習場所である小さな公園では今チューリップが見ごろです。
ブルーシートの家
雨が続きますね。もうちょっと風が強くなると雨が振り込んできて大変なんですが、この程度の風でしたらガード下で十分しのげますから、練習場所には困りません。ただ、私の雨の日の練習場所にはもう一つ問題が・・・。 練習場所のそばにブルーシートの家があります。つまり住所不定な方ですね。私がここで練習を始めた時からずっとあるので、もう二年近くになります。その間撤去されることもなく、毎日空き缶を集めているようです。晴れの日はもっと離れた場所で練習するのですが、おそらく雨の日はこの家まで10mくらい。煩いんだろうなあと思うのです。雨だと空き缶集めも捗らないでしょうからここにいることも多いと思います。その証拠に練習時間に時々外に出て様子を伺っているようで、私も「申し訳ない」と思うのと同時に、「どうして不法滞在の人に申し訳ないと思わないといけないんだろう」とも思い、複雑な気分です。
小さな演奏家
息子が「馬頭琴弾きたい」と言い出したのでレッスンをしてみることにしました。子供用の馬頭琴は4歳の誕生日にプレゼントしたものがあり、小学校卒業くらいまでは使えるくらいのものです。最初に手にしたときに何も説明しなかったのにも関わらず、抱え方も弓の持ち方もちゃんとしていて親を驚かせた息子ですが、その後は楽器への興味も急降下。ほとんど手にすることはありませんでした。 そしてもうすぐ6歳になろうとするころ、「弾きたい」と言い出しました。それじゃあ毎日幼稚園から帰った後の自由時間に練習することにしよう、と言ってレッスンを再開。まずは両弦均等に弾く練習からです。それなりに出来ているようですが、やはりこればっかりだと飽きてしまいます。どうやったら簡単な曲に到達するか現在思案中です。
桜の絨毯
昨日の雨で桜の花がかなり散りました。練習場所は桜の花びらが絨毯のように敷き詰められていました。
極寒
今日は寒かったですね。急に冬に逆戻りしたような天気でした。 こんな中、周囲に「やめとけ」と言われながらも昼休みは屋外練習です。職場の近くを電車が走っているので、ガード下で椅子を置いて練習しています。頭の真上を電車が走っていくわけですが、昔と違って電車も静かになったようで、そんなに苦にはなりません。 しかし今日は手が本当に辛かった。数曲弾くと指が動かなくなってきて、使い捨てカイロを活用したものの全然駄目。ただ、感覚が弱くなった指で何とか弾く、というのも、いつか必要になるスキルかも

松脂
松脂がボロボロになってきました。そろそろ割れそうです。普段使っているのはアルシェの401。正直これでないといけないなどと言うほど、繊細な演奏はしていないのですが、色々使っているうちにこれに落ち着きました。 アルシェの松脂は結構高いので、もう少し安いので出来ればとも思わないでもないのですが(^^;;)、替えて何かがうまくいかないといやだなあなんて考えてしまいます。道具というのはそういう側面がありますよね。安い方を使って何か駄目だったら嫌なので、ちょっとづつ良いものを使ってしまう。本当は必要十分なものを見極めることが大事なんだとは思うのですが。 馬頭琴を始めるときも同じようなことを考えました。お店で何本か弾かせてもらって、結局一番良いものを購入しました。違いなんて分からなかったのですが、安いほうを買って後悔したくないという思いました。そして、弾けないのを楽器のせいにしたくない思いました。でもそれは間違っていなかったと思います。今でも楽器の購入を相談された時は、「楽器のせいにしないように良い物を買ってください」とアドバイスするようにしています。

ビリビリ音
内モンゴル(南モンゴル)式の馬頭琴はビリビリ音がすることがあります。チューニングペグの作りが甘いのが原因なのですが、ペグをつかんでいれば止まるので、ペグと馬頭との間に何か挟んで対策します。大体は外弦だけなのですが、たまに内弦も鳴るものがあります。 最近使っている白い馬、外弦も内弦もビリビリなります。お陰でリボンを巻きまくりです(^^;;)。 これではあまりにも不便だし、リボンを巻いていてもまだ少し鳴ります。もう少し対策が必要なようです。なのでペグを外そうと思いました。ペグは普通はネジで固定されています。なのでネジを外せば修理も可能なはず。 ねじ山壊れてますね(^^;;)。これもモンゴル製品の特徴です。無理矢理作るからこういうことになるんだよなあ。色々試しましたが結局外れず。やっぱりリボン巻きまくりか(^^;;)。