モンゴルに行って馬頭琴を買おう

 

ふいに馬頭琴が欲しい、と思った人が普通に考えるのがこの方法でしょう。モンゴルに行けば売っているはず。当然の発想です。
それがきっかけでモンゴル旅行に行こう、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。

 

私がよく行く内モンゴルのお話をすると、内モンゴルで馬頭琴を購入する場合、安いもので700元くらいから、高級品は3000元から10000元くらいまで。その上は製作者によるなんらかの付加価値が付けられたもので、楽器としての性能はあまり変わらないと言っても良いと思います。大体1元=15円から17円くらいで換算してください。これが日本に来ると安いもので4万円から、となります。日本に来るまでに付加されている費用は、

 

仲買人の利益
中国国内の送料
国際郵便送料
日本のお店の利益、
日本の倉庫等の保管費用(在庫リスク)

 

といった感じです。

通販の話で書きますが、一本だけ購入すると国際郵便の送料は7000円から10000円くらい。これだけで本体と合わせて2万円を超えてしまうのですね。

 

さて、そうするとモンゴルに行って購入するのがお得ということになります。楽器だけ買いに行くのは馬鹿馬鹿しい話ですが、当然ながらモンゴルに行ったら観光もしますよね。観光に行く動機付けのひとつとしては意味があるかもしれません。

内モンゴルの楽器店の様子

その際に気をつけなければならないのは、

1. 馬頭琴のことをよく知っている人を探してもらう

モンゴルの人だからと言って皆が馬頭琴に詳しい訳ではありません。演奏家か、お店の人を探してもらいましょう。面倒臭がって一回では探してくれないことも多いですが、根気よくお願いすることが大事です。

 

あなたが外国人の友達に「三味線を買いたいんだけど」と相談されたらどうします?そうやって考えると、モンゴル人の友達だったりツアーガイドに、何をやってもらうべきか整理が出来ると思います。

2. 極端なものを買おうとしないこと

楽器について詳しくないのでしたら沢山出ているものを買いましょう。無闇に安いものはまともに音が出ないことも多いですし、高いものは壊したり無駄になったときに悲しい思いをします。


お店の人にどれが一番売れているか聞いて、それが「買えるか買えないか」を考えましょう。勿論演奏家の人を紹介してもらっていて、適切なアドバイスがもらえるならば話は別です。

 

目安として内モンゴルでしたら1000元から3000元程度。モンゴル国ならば100ドルから300ドル程度が目安でしょう。

3. 付属品は出来るだけ揃えておきましょう

日本では買うのが難しいため、必要な付属品は出来るだけ買っておきましょう。以下のようなものを買っておくと良いでしょう。

 

弦(10本以上)
上駒
下駒
可能ならば予備の弓

 

弦なんかは最悪は自分で作れますし、駒もネットで捜せばあります。ただ、その値段に愕然とすること間違いありませんのでお気をつけください。

馬頭琴の弦です。

現地では安いもので100円くらい。

高いもので1000円くらいでしょう。

馬頭琴の上駒です。

現地では安いもので100円くらい。

高いもので500円くらいでしょう。

馬頭琴の上駒です。

現地では安いもので100円くらい。

高いもので300円くらいでしょう。

4. ハードケースもしくはセミハードケースを購入しましょう

飛行機で持ち帰るならば基本的に預かり荷物です。
ソフトケースだと預かってくれない航空会社がほとんどだと思いますから、必ずハードケースかセミハードケースを一緒に購入しましょう。今だったら2000円くらいで購入出来ます。

馬頭琴のセミハードケースです。

飛行機に載せるなら必須です。

夏にモンゴルに向かわれる方、素敵な買い物をしてきてくださいね。